コラム記事 / 職種別に見る調理師の年収

【2026年度版(令和8年度)】
調理師の平均年収は約369万円
|年収偏差値43.2・実質時給・地域差を解説

公開日: 2026-09-12 更新日: 2026-09-12 監修: DataLabo 編集部 カテゴリ: 職種別データ / 年収偏差値

調理師は、板前・シェフなど技能を要する専門職として飲食店・ホテル・給食施設など幅広い現場で活躍する職種です。本記事では、厚生労働省 令和6年 賃金構造基本統計調査の職種別データを使い、調理師の年収を当サイトの偏差値モデルに当てはめて解説します。

DEFINITION / この記事で使う数字
職種(小分類)別データとは
賃金構造基本統計調査の職種別統計(第1表)から「飲食物調理従事者」区分を使用します。全国平均(494万円)は当サイトの偏差値モデルの基準値(令和7年 賃金構造基本統計調査 結果の概況に基づく)であり、職種別データとは公表年が1年ずれている点にご留意ください。

統計上の区分「飲食物調理従事者」は、調理師免許の有無を問わず調理業務全般を対象とします。同じデータを外食産業全体の視点から見た「飲食業」の記事もあわせてご覧ください。


第1章:調理師の推定年収は約369万円 — 偏差値43.2

職種別データによると、飲食物調理従事者(企業規模計・男女計)の所定内給与額は月額25.13万円、きまって支給する現金給与額は月額27.82万円、年間賞与その他特別給与額は35.64万円でした。年収に換算すると次のようになります。

区分きまって支給する現金給与額(月額)年間賞与推定年収
調理師(男女計)27.82万円35.64万円約369万円
全国 一般労働者平均(男女計)34.06万円494万円

当サイトの偏差値モデル(全国平均494万円、CV=0.37)に当てはめると、年収369万円の偏差値は約43.2となり、全国平均を下回る水準です。


第2章:男女で見ると、差がある

区分推定年収全国平均(同性別)年収偏差値労働者数
男性約422万円541万円約44.1約2.4万人
女性約303万円415万円約42.7約1.9万人

絶対額・偏差値のいずれで見ても男性が女性を上回っています。月間超過実労働時間(残業)は全国平均で約13時間です。


第3章:都道府県別に見る実質時給

図1|実質時給の都道府県別、高低差
REAL HOURLY WAGE BY PREFECTURE — highest vs. lowest, R6 wage structure survey
偏差値時給
東京(全国最高)54.41,976円/h
全国平均50.01,701円/h
福島(全国最低)44.31,342円/h
実質時給が最も高いのは東京(偏差値54.4・時給約1,976円/h)、最も低いのは福島(偏差値44.3・時給約1,342円/h)です。
SOURCE:厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」都道府県別第3表(47都道府県分)。診断結果には反映していない参考値です。

第4章:あなたの年収偏差値も診断してみましょう

調理師の実質時給を診断する → 時給偏差値チェッカー(調理師版・約1分)

あなたの年収偏差値を診断する → 年収偏差値ラボチェッカー(平均値版・約1分)


第5章:まとめ

調理師の推定年収は約369万円(男女計)で、全国平均494万円に対する偏差値は約43.2でした。男女別に見ると、絶対額・偏差値のいずれでも男性が女性を上回るという結果になりました。


よくある質問

Q. 調理師の年収偏差値はいくつですか?
令和6年賃金構造基本統計調査(職種別)によると、調理師(飲食物調理従事者・企業規模計・男女計)の推定年収は約369万円です。全国の一般労働者平均494万円を基準にすると、年収偏差値は約43.2で、全国平均を下回る水準です。
Q. 調理師の統計上の分類区分は何ですか?
厚生労働省の職種別統計では「飲食物調理従事者」という区分で、調理師免許の有無を問わず飲食物の調理に従事する人全般が対象です。当サイトでは同じデータを「調理師」(技能職としての視点)と「飲食業」(業界全体としての視点)の2つの記事で紹介しています。
Q. 調理師は男女で年収差がありますか?
推定年収は男性が約422万円、女性が約303万円です。それぞれの全国平均を基準に偏差値化すると、男性は約44.1、女性は約42.7となります。労働者数は男性が約2.4万人、女性が約1.9万人です。
Q. 調理師の年収は都道府県によって差がありますか?
令和6年賃金構造基本統計調査の都道府県別データでは、東京が実質時給偏差値54.4で全国最高、福島が偏差値44.3で全国最低です。

編集部より
DataLabo 編集部
年収偏差値ラボ(DataLabo)編集部は、厚生労働省などの公的統計のみを一次出典として、年収・資産・退職金の偏差値を解説しています。本記事は令和6年 賃金構造基本統計調査の職種別統計(第1表・都道府県別第3表)を一次出典とし、当サイトの偏差値モデル(全国平均494万円、CV=0.37、上限90)で試算した参考値です。記事中の「実質時給」の定義・計算式はこちらの解説ページをご覧ください。
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