コラム記事 / 職種別に見る歯科医師の年収

【2026年度版(令和8年度)】
歯科医師の平均年収は約1,136万円
|年収偏差値85.1・実質時給・地域差を解説

公開日: 2026-09-12 更新日: 2026-09-12 監修: DataLabo 編集部 カテゴリ: 職種別データ / 年収偏差値

歯科医師は資格職種の中でも高年収というイメージがあります。本記事では、厚生労働省 令和6年 賃金構造基本統計調査の職種別データを使い、歯科医師の年収を当サイトの偏差値モデルに当てはめて解説します。

DEFINITION / この記事で使う数字
職種(小分類)別データとは
賃金構造基本統計調査の職種別統計(第1表)から「歯科医師」区分を使用します。この統計は事業所に雇用されている労働者(勤務医)が対象で、個人開業の歯科医師は含まれません。全国平均(494万円)は当サイトの偏差値モデルの基準値(令和7年 賃金構造基本統計調査 結果の概況に基づく)であり、職種別データとは公表年が1年ずれている点にご留意ください。

第1章:歯科医師の推定年収は約1,136万円 — 偏差値85.1

職種別データによると、歯科医師(企業規模計・一般労働者、男女計)の所定内給与額は月額89.50万円、きまって支給する現金給与額は月額90.92万円、年間賞与その他特別給与額は44.48万円でした。年収に換算すると次のようになります。

区分きまって支給する現金給与額(月額)年間賞与推定年収
歯科医師(男女計)90.92万円44.48万円約1,136万円
全国 一般労働者平均(男女計)34.06万円494万円

当サイトの偏差値モデル(全国平均494万円、CV=0.37)に当てはめると、年収1,136万円の偏差値は約85.1となり、全国平均を上回る水準です。


第2章:男女で見ると、大きな差がある

区分推定年収全国平均(同性別)年収偏差値
男性約1,301万円541万円約88.0
女性約716万円415万円約69.6

歯科医師は、これまで見てきた医師・看護師・薬剤師とは異なり、絶対額・偏差値のいずれで見ても男性が女性を上回っています。労働者数は男性が約995人・女性が約392人です。この差の背景は本統計だけでは特定できないため、推測は避け、数値の事実のみをお伝えします。


第3章:都道府県別データには、精度の幅がある

図1|歯科医師の実質時給、都道府県別の高低差
REAL HOURLY WAGE BY PREFECTURE — highest vs. lowest, R6 wage structure survey
偏差値時給
広島県(全国最高)63.68,561円/h
全国平均50.05,700円/h
徳島県(全国最低)28.91,241円/h
実質時給が最も高いのは広島県(偏差値63.6・時給約8,561円/h)、最も低いのは徳島県(偏差値28.9・時給約1,241円/h)です。ただし歯科医師は都道府県ごとの労働者数が20〜90人程度と少なく、47都道府県中17県は元データが秘匿されているため、参考値としての精度には幅があります。
SOURCE:厚生労働省「令和6年 賃金構造基本統計調査」都道府県別第3表、歯科医師・男女計(30都道府県分)。診断結果には反映していない参考値です。

第4章:実質時給で見る、勤務医の負担

歯科医師の月間超過実労働時間(残業)は全国平均で3時間と短めです。当サイトの「時給偏差値ラボ」では、額面年収・月間残業時間・年間休日数を入力すると、残業を加味した実質時給が同じ歯科医師の中で偏差値いくつかを診断できます。

歯科医師の実質時給を診断する → 時給偏差値チェッカー(歯科医師版・約1分)


第5章:あなたの年収偏差値も診断してみましょう

あなたの年収偏差値を診断する → 年収偏差値ラボチェッカー(平均値版・約1分)

業種を選ぶ際に近い分類が見当たらない場合は、「医療,福祉」など近しい業種を選び、参考値としてご覧ください。


第6章:まとめ — 高年収の中にも男女差が存在する

歯科医師の推定年収は約1,136万円(男女計)で、全国平均494万円に対する偏差値は約85.1でした。男女別に見ると、これまで紹介した医師・看護師・薬剤師とは異なり、男性が絶対額・偏差値のいずれでも女性を上回るという結果になりました。


よくある質問

Q. 歯科医師の年収偏差値はいくつですか?
令和6年賃金構造基本統計調査(職種別)によると、歯科医師(企業規模計・一般労働者)の推定年収は男女計で約1,136万円です。全国の一般労働者平均494万円を基準にすると、年収偏差値は約85.1に相当します。
Q. 歯科医師の年収は男女で差がありますか?
はい。推定年収は男性が約1,301万円、女性が約716万円です。それぞれの全国平均(男性541万円・女性415万円)を基準に偏差値化しても、男性は約88.0、女性は約69.6となり、いずれも男性の方が高くなります。
Q. 歯科医師の年収は都道府県によって差がありますか?
令和6年賃金構造基本統計調査の都道府県別データはありますが、歯科医師は都道府県ごとの労働者数が20〜90人程度と少なく、47都道府県中17県は元データが秘匿されています。地域差の傾向は見えるものの、参考値としての精度には幅があります。
Q. この統計に開業医は含まれますか?
いいえ。賃金構造基本統計調査は事業所に雇用されている労働者(勤務医)を対象とした調査で、個人開業の歯科医師は含まれません。

編集部より
DataLabo 編集部
年収偏差値ラボ(DataLabo)編集部は、厚生労働省などの公的統計のみを一次出典として、年収・資産・退職金の偏差値を解説しています。本記事は令和6年 賃金構造基本統計調査の職種別統計(第1表・都道府県別第3表)を一次出典とし、当サイトの偏差値モデル(全国平均494万円、CV=0.37、上限90)で試算した参考値です。記事中の「実質時給」の定義・計算式はこちらの解説ページをご覧ください。
関連記事

年収偏差値(平均値版)へ戻る | 時給偏差値(歯科医師版)へ戻る | コラム一覧へ戻る