【2026年度版(令和8年度)】
薬剤師の平均年収は約599万円
|年収偏差値55.8・実質時給・地域差を解説
薬剤師は資格職種として一定の高年収イメージがありますが、実際の水準を全国平均と比較したことがある方は多くありません。本記事では、厚生労働省 令和6年 賃金構造基本統計調査の職種別データを使い、薬剤師の年収を当サイトの偏差値モデルに当てはめて解説します。
賃金構造基本統計調査の職種別統計(第1表)から「薬剤師」区分を使用します。全国平均(494万円)は当サイトの偏差値モデルの基準値(令和7年 賃金構造基本統計調査 結果の概況に基づく)であり、職種別データとは公表年が1年ずれている点にご留意ください。
第1章:薬剤師の推定年収は約599万円 — 偏差値55.8
職種別データによると、薬剤師(企業規模計・一般労働者、男女計)の所定内給与額は月額40.70万円、きまって支給する現金給与額は月額43.08万円、年間賞与その他特別給与額は82.36万円でした。年収に換算すると次のようになります。
| 区分 | きまって支給する現金給与額(月額) | 年間賞与 | 推定年収 |
|---|---|---|---|
| 薬剤師(男女計) | 43.08万円 | 82.36万円 | 約599万円 |
| 全国 一般労働者平均(男女計) | 34.06万円 | ― | 494万円 |
当サイトの偏差値モデル(全国平均494万円、CV=0.37)に当てはめると、年収599万円の偏差値は約55.8となり、全国平均をやや上回る水準です。
第2章:絶対額は男性が上、しかし偏差値は女性が上回る
| 区分 | 推定年収 | 全国平均(同性別) | 年収偏差値 |
|---|---|---|---|
| 男性 | 約651万円 | 541万円 | 約55.5 |
| 女性 | 約556万円 | 415万円 | 約59.2 |
第3章:都道府県別に見ると、熊本県が全国トップ
第4章:額面年収だけでは分からない、調剤業務の負担
薬剤師の月間超過実労働時間(残業)は全国平均で8時間です。額面年収が同じでも、勤務先や調剤量によって残業時間は変わります。当サイトの「時給偏差値ラボ」では、額面年収・月間残業時間・年間休日数を入力すると、残業を加味した実質時給が同じ薬剤師の中で偏差値いくつかを診断できます。
薬剤師の実質時給を診断する → 時給偏差値チェッカー(薬剤師版・約1分)
第5章:あなたの年収偏差値も診断してみましょう
あなたの年収偏差値を診断する → 年収偏差値ラボチェッカー(平均値版・約1分)
業種を選ぶ際に近い分類が見当たらない場合は、「医療,福祉」など近しい業種を選び、参考値としてご覧ください。
第6章:まとめ — 平均以上の年収の裏にある男女差・地域差
薬剤師の推定年収は約599万円(男女計)で、全国平均494万円に対する偏差値は約55.8でした。男女別に見ると絶対額は男性が上でも、相対的な位置は女性の方が高いという逆転現象があり、都道府県別に見ても熊本と宮崎で約1.6倍の差がありました。平均だけを見ていては気づきにくい構造が、属性を分けることで見えてきます。
よくある質問
年収偏差値ラボ(DataLabo)編集部は、厚生労働省などの公的統計のみを一次出典として、年収・資産・退職金の偏差値を解説しています。本記事は令和6年 賃金構造基本統計調査の職種別統計(第1表・都道府県別第3表)を一次出典とし、当サイトの偏差値モデル(全国平均494万円、CV=0.37、上限90)で試算した参考値です。記事中の「実質時給」の定義・計算式はこちらの解説ページをご覧ください。
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